313 エッジAl

エッジ(端)に搭載されているAIを意味する。エッジとは車やIoTデバイスなどに代表される端末(エッジデバイス)のこと。

エッジAIとは、自動車などに搭載されるIoTデバイスにAIを組み込む技術です。エッジAIの特徴は、クラウドAIと比較するとわかりやすいでしょう。

たとえば、スマホの音声認識アシスタントを利用する場合、音声解析をしているのはスマホ本体ではなくインターネット上にあるクラウドAIです。一方、エッジAIはデバイス単体で音声解析するため、従来はクラウド側、あるいはホストコンピューターに求めていた情報処理をエッジ側で行えるようになります。これにより、全体的な情報処理の効率化が実現します。

エッジAIに期待されているのは処理スピードの向上です。先に紹介したクラウドAIでは、通信遅延によるタイムラグなど、通信環境の影響を受けることがあります。車の自動運転などでは、致命的な問題になるこれらの課題を、エッジAIで解決できると期待されています。

​また、1つのコンピューターに負荷がかかることも防げます。複数のIoTデバイスを担当する小型のサーバーを置くなどの「エッジコンピューティング」を行えば、処理を分散して負荷を減らすことが可能です。システム全体で考えても、処理速度の向上が見込めます。​